2015年4月28日火曜日

マスターカードのAPT買収と予測分析とは何?って話

クレジットカード大手で決済システム会社のマスターカード(ティッカー:MA)は、クラウドベースの分析プロバイダーであるアプライド・プレディクティブ・テクノロジーズ(APT)を6億ドルで買収することに合意しました。早ければ第2四半期(4-6月期)にも買収が完了する見通しです。


APTってどんな会社だろうと思い、調べてみました。




同社は企業の意思決定を支援するソフトウェアサービス会社です。

同社はビジネス戦略、数学的アルゴリズム、大規模データベースを活用しています。これにより、膨大な情報を集約、整理して、ほしい情報を抽出することが出来ます。

例えば、新商品や新店舗の売上・販売数が見込み通りであったか。あるいは、予想通りにいかない場合、問題は何なのかを調べるには時間がかかります。小売店の場合、立地の優位性や天候も影響しますし、近年ではソーシャルメディアのシェア数等も考慮するケースがありますよね。こうした複雑かつ膨大なデータから、企業の意思決定をサポートするのが同社の強みですね。

同社は1999年創業の比較的若い会社です。2013年ゴールドマン・サックスから1億ドルの投資を受けており、今回の買収でライバル会社ビザ(ティッカー:V)の市場に切り込む考えのようですね。


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