2015年5月18日月曜日

適当な金融株分析①:住宅ローン最大手ウェルズ・ファーゴ

金融株への投資をする前に銘柄分析をしています。今回は1回目で3銘柄書く予定です。どうぞお付き合い下さい。先ずは、ウェルズ・ファーゴ(ティッカー:WFC)を見てみます。



(ウェルズ・ファーゴのロゴデザイン)



同社はカルフォルニア州サンフランシスコに本拠地を置き、米国西部を地盤とする大手銀行です。個人預金をベースにリテールや中小企業、不動産融資業務に注力。地銀買収を繰り返しながら規模も拡大し、現在は海外事業も手掛け、銀行では時価総額トップの総合金融グループとなっています。特にリテール部門の住宅ローンは米国1位です。

4月に発表されたゼネラル・エレクトリック(ティッカー:GE)の金融部門から265億ドル相当のオフィス・商業不動産証券ポートフォリオを投資会社ブラックストーンとともに取得する報道は、同社の投資銀行業務拡大へ前進ともいわれています。


しかし、同社の強みは小口預金と貸付だと思うので、市場暴落時には比較的ダメージは少ないと期待しています。他行の様に株価が乱高下したら、精神衛生上よくないと考えているからです。GE資産取得後の同社の動向に注目ですね。


【参考指標】

・株価:55.52(5/15終値)
・PER:13.57(倍)
・EPS:4.09
・四半期配当:0.38
・β値:1.12


(WFCとS&P500指数の10年チャート比較)

赤線(S&P500)と大きな乖離はありません。リーマンショック時は流石に大きく下落していますが、その後持ち直しています。先月発表の第1四半期決算は、純利益が前年同期比1.5%マイナスで18四半期連続増益の記録でストップしました。ただ、住宅ローンはじめ融資全体は増加傾向にありますので、ちょっと安心しました。



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