エクソンモービル第1四半期決算でました。

米エネルギー大手エクソンモービル(ティッカー：XOM)は、30日に第1四半期決算を発表しました。

内容は減収減益でした。利益は49億ドル(1株あたり1.17ドル)で、前年同期比46%マイナスでした。昨年は利益91億ドル(1株あたり2.1ドル)でした。アナリスト予想は1株あたり0.83ドルを見込んでいましたが、予想を上回りましたね。

売上高は36%マイナスの676億ドルを計上。探鉱費用等の支出は9%ダウンの77億ドルでした。一方、石油生産は2.3%(1日あたり420万バレル)増加しました。

同社はまた、第2四半期に10億ドル規模の自社株買い戻しと四半期配当の5.8%増配を発表しました。1株あたり0.69ドルが0.73ドルになります。支払い開始は第2四半期の6月予定です。今回の増配で33年間連続増配を記録しました。堅実かつ驚異的ですね。

現在の株価水準だと、PER11〜12倍、配当性向30〜40%になるので割高感はありません。将来的な配当余力も充分ですね。