2015年5月24日日曜日

大手ビールメーカーの買収合戦。

もうすぐ暑い夏が来ると、ビールが美味しい季節ですね。さて、今回は海外の酒造メーカーに関する話題です。

近年の酒造会社は自社ブランドの成長が一服し、他社のブランドを買収し成長する流れになっています。ビールシェア世界第1位アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ティッカー:ABI,BUD)、第2位SABミラー(ティッカー:SAB)は互いに買収合戦を繰り広げています。




(SABミラーはコカ・コーラのボトラーとしても有名です)



つい先日、SABミラーはロンドンに拠点がある地ビール会社ミーンタイム・ブリューイングを買収すると発表しました。同社はイギリスのビール販売量が前年比58%アップの成長企業です。地域密着型で個性が光る地ビール産業は、大手にとって魅力的な市場とされ、度々買収の標的になっています。今回の買収で、同社の商品がイギリス全土への展開や国外への輸出を視野に入れる見込みです。


上記2社のビールメーカーに投資する場合、ADR(米国預託証券,American Depositary Receipt)を通じて買えるのはBUDのみです。SABはイギリス銘柄なので国内ネット証券では取り扱いがないんですよね。どうしても投資したい場合は間接的に投資する方法があって、Altria Group(ティッカー:MO)はSABミラーの大株主なので、私としては投資しているつもりではいます(都合のいい解釈かもしれませんけれども)。

これから酒造メーカーに投資するとしたら、おそらくBUDか蒸留酒大手ディアジオ(ティッカー:DEO)でしょうか。今のところ買う候補ではありませんが、これらの企業は引き続き注目してます。


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