2015年5月15日金曜日

ミレニアム世代をテーマに投資を考える。

ミレニアム世代という言葉をつい最近知りました。あまり周囲に認知されていない様なので、ポピュラーな言葉ではないかもしれませんが、投資のテーマには面白い言葉かなと思いますね。


(別名:デジタルネイティブともいわれています)


「ミレニアム世代」とは、主にアメリカで1980年〜2000年代初頭に生まれた10代、20代のことを指す言葉だそうです。幼い頃からデジタル機器やインターネットに触れてきている為、SNSへ積極的に参加している世代ともいわれています。SNSの普及によって、共同体への帰属意識やボランティア活動にも積極的です。また、今や当たり前ともいえるパソコンや携帯電話もこの世代が一番多く所有していることも特徴です。



経済に目を向けてみると、2015年世界の労働人口の約50%がミレニアム世代と試算されています。10年後には約70%に達するそうなので、彼ら(私も例外なく同じ世代です)の消費行動を先読みすることが、未来の経済を読み解く鍵になりそうです。


では、具体的に何に投資するのかを考える訳ですけれども、一つは高い買い物といわれる住宅や車ですね。5年後の2020年はミレニアム世代最後の2000年生まれが20歳になります。大人になって車や住宅への関心が高くなるので、これに関連した銘柄選定も面白いのではないでしょうか。私なら各種ローンの貸し手となる銀行が有力かなと考えています。


安全な運用を考えるのであれば、通信業界でしょうか。モバイル端末は通話やメール、動画や音楽の視聴、ネット決済も可能でお財布要らずです。今後も多くの人が携帯電話を所有し続けると思うので、安心して保有できそうです。


最後に変化球で、社会的なメッセージの強い企業ですね。個人がメディアを持つ時代なので、企業がどんなメッセージを発信しているのかを消費者は見ています。それらメッセージに嘘偽りが発覚すれば忽ち悪いニュースが拡散します。個人が支持した企業にはファンが付き、熱狂的なファンも出現します。シェイクシャックやチポトレは素材にこだわった外食チェーンで支持され、スタバは第3の場所を提供するメッセージに共感したファンが今もいますよね。永続的な支持を獲得できそうな企業は強いブランド力を持つので、投資対象として面白そうです。


以上、長々と駄文を書いてしまいましたが、銘柄選びの参考になれば幸いです。



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