2015年4月30日木曜日

株式投資初心者のスタンス

今から4年前ぐらいの話です。当時の勤め先は上場前企業のグループ企業でした。上場することは何年も前から上司に聞かされていたので、いつ上場するのだろうか半信半疑でした。


私は株式投資の知識が全くありませんでした。将来どうなるか分からなかったので、3.11東日本地震の後だったかな、上場後に市場の株価推移をみてから持ち株会に入ったんですよね。今振り返ってみると、株式投資のスタートラインはこれがきっかけで、この頃の積立金が現在の運用資金をつくる原資になりました。

会社を退職する半年前から、個別株投資のことを考えていました。投資先は日本にするのか、海外にするのか。まずはどの業界に投資するのか。計画を立てては止め、また計画の練り直しを繰り返していました。実際、個人の証券口座をつくる行動に移ったのは退職後に持ち株会の積立金(払い戻し金)を受け取った後なんですよね。

口座を開設して1ヶ月ぐらいして、米国株のケロッグ(ティッカー:K)を買ったのが初めての海外株式投資でした。勤めていたのが食品メーカーでしたので、業界のニュースも理解しやすいと思いましたし、グローバル企業なら倒産しないだろうと考えての決断でした。ちなみにケロッグ株は米国経済が徐々に持ち直してきた2年後に利確しています。

株式投資をこれから始めたい人に何かアドバイスするとしたら、私の場合は自分の興味・関心が高い業界にまず投資してみるのを奨めたいですね。情報を仕入れやすく、競合他社との比較もしやすいのが理由です。かのウォーレン・バフェット氏も自分が理解できる会社に投資するスタンスでしたから、理にかなっていると思いますね。

私のポートフォリオの基本スタンスは「食品」、「日用品」を中心とした生活必需品セクターを重視しています。金融、ヘルスケア、電気通信、ハイテク等を加えながら、将来的には同セクターを30%程度まで調整するつもりです。本腰を入れて米国株投資し始めて2年目なので、まだまだ手探りではありますが、5年後・10年後もこのスタンスで続けていきたいと思います。


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